\FMやんばるさんからインタビューを受けました/

 

名護市の「星のしずく保育園」で副主任を務める玉城梨奈さん。

勤続12年目。保育士歴22年。地元・国頭村で保育士として働いていた玉城さんに、園の魅力やどのような思いで日々の保育に向き合っているのかを聞きました。

― 星のしずく保育園で働くことになったきっかけを教えてください。

 

保育士の資格取得後、地元の国頭村内の保育園に勤務をしていたのですが、子どもの高校進学をきっかけに名護市内で転職することにしました。新たな職場を探していたときに、星のしずく保育園のブログを読んだんです。宮城泉園長の書く文章がとても楽しく「この園、面白そうだな」と思ったのがきっかけです。行事の内容も前職の園とは違っていたこともあり、「楽しそう」「やってみたい」という気持ちが強くなり、応募しました。

 

 

― 星のしずく保育園で働いてみて、どんなところに魅力を感じますか?

 

「やってみたい!」と思ったことに、チャレンジできる園だということが魅力です。先生たちのアイデアをどんどん取り入れて、実際に形にすることができます。例えば、8年前に4~5歳児クラスの棟が新築されたのですが、それによって職員間で顔を合わせることが少なくなった時期がありました。そのときに、「顔を合わせる時間を作り、みんなであいさつをしよう!」と提案したんです。それがきっかけで、今では職員全員が自然と園庭遊びの時間などには出てきてあいさつを交わすようになり、園全体の習慣になりました。自分の提案が園の文化になっていくのを感じられるのは、とてもうれしいですね。

 

― 仕事をするうえで、大切にしていることはありますか?

 

私のモットーは「楽しく、いつも笑顔でいること」です。保育士が笑顔でいることで、子どもも保護者も職員も安心して過ごせますし、園全体が明るくなります。保育は人出不足の業界で、当園でも例外ではなく人手が足りなくて大変な日もありますが、私がまず笑うことで雰囲気を変えられると思っています。

 

若い職員をサポートする立場としても、笑顔の力は大切だと感じています。そのときに起こったことや私のドジをしたことも話すんですよ(笑)。そうやって笑いが生まれることで空気がやわらぐし、子どもたちとも自然に会話が広がります。ちょっとしたことでも笑い合えるような、明るい職場でありたいですね。

― スキルアップのための取り組みも積極的だと伺いました。

 

はい。保育園では珍しく、研修の機会がとても多いです。沖縄県外にも出かけます。県外で鹿児島での平和研修、接客やおもてなしを学ぶ東京ディズニーランドでの研修、当園が取り組んでいるモンテッソーリの研修など、県内外でさまざまな研修に参加しました。全国の保育士と交流することで、「悩みはどこの園も同じなんだ」と気づくことができ、新しい考え方を知ることができました。人とのつながりができて、自分の保育の幅が広がりました。

園内でも、カラーセラピーや体を動かして職員間の交流を図る「プロジェクトアドベンチャー研修」など、少し変わった内容の研修も行います。どれも職員同士の絆を深めるいい時間になっています。

 

― 職員の皆さんの雰囲気はいかがですか?

 

とても温かくて、助け合いの気持ちが強い職場です。子育て中の職員も多いので、休みや早退のときは「すみません」じゃなくて「ありがとう」と言い合います。「お互い様」の気持ちで支え合う雰囲気があります。本園や分園を合わせると職員が約35人いますが、クラスや園の垣根を越えて協力し合える関係ができています。

― 新しい職員の採用もされていますね。どんな方が星のしずく保育園で働くことに向いていると思いますか?

 

「やってみたい」「おもしろそう」と思える人だと思います。星のしずく保育園は、挑戦する気持ちを応援してくれる園です。子どもたちが毎日チャレンジしているように、私たち「先生」も一緒に成長できる環境があります。最初は約160人の園児がいる規模にびっくりするかもしれませんが、すぐに温かい雰囲気を感じてもらえるはずです。

 

構えずに、「まずは楽しもう」という気持ちで来てほしいですね。見学もいつでも受け付けているので、ぜひ一度、園の空気を感じに来てください。

 

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社会福祉法人羽地福祉会 星のしずく保育園

名護市字宇茂佐1686

勤務時間:7時~19時(シフト制)

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